写真撮影を頼まれた以上は、キチンとその要望に応えたいものです。 そのために一番必要なのは、「情報収集力」です。
撮影を請け負うということは、そのイベントのスタッフになることを意味します。 式場専属のカメラマンは頼んであるのか、他のゲストで写真が撮れそうなひとがいないかなど、 最低必要な情報をまず確認しておきます。
プロのカメラマンが別にいる場合は重荷を背負わなくて済みます。 挙式から披露宴まで撮りづめということにはならないでしょう。 「身内」にしか撮れないショットに専念できます。
ここでも情報収集力が必要です。 「身内」にしか撮れないショットをゲットするためには、列席者の顔ぶれを把握しておかなければなりません。 新郎新婦と特に仲の良かった友人は誰?とか、両親以外の親類でキーマンは誰?とか、 ときには犬猿の仲は誰と誰?まで知っておく必要があります。席次表は事前に入手しておきます。
もうひとつ調べておきたいことがあります。
結婚式の準備の過程で、新郎新婦が特にこだわったものは何か?です。
ウェルカムボードやブーケ、ドレス、アトラクション等々、外したらマズイものを知らないと、後でガッカリさせることになります。
結婚する本人に聞くのが一番です。
失敗しない秘訣の大事な要素がカメラです。 ここ一番とばかりに、日頃使い慣れていない高級機を借りてくるのは、失敗の元となります。 使い慣れたカメラを使うのが良いですね。
えっ!使い慣れているのはケータイですって? うーむ、失敗はないかもしれないけど、それでは上手な写真は難しいなぁ。
このサイトを開く前に、プロのカメラマンに話をしたことがあります。 いわく、「そんな記事を書くくらいなら、どのカメラを買ったらいいか教えたほうがマシ」ですって。
それだけ最近のデジタルカメラは高性能になったわけです。
人の顔を検知して自動的に補正してくれたり、暗いところでは感度を自動的に上げてくれたりと、
ちょっと前では考えられないくらい進歩しています。
ちなみに、「顔検知機能」は人間の顔だけで、お猿さんは検知しないとか・・・ 賢いですね。
「この機会に・・」と新しいカメラを買ったアナタ! 説明書をよく読んで使い慣れてから本番に臨んでくださいね。