結婚式を上手に撮る秘訣

喜ばれるプレゼントを

ツーショットをいっぱい撮る

新郎新婦の負担を軽減する

返礼用の写真を用意しよう

  会場専属のプロをやめてアナタにスナップ撮影を頼んだのは、予算削減のためです。 もちろん、アナタの腕を見込んで、ですが・・・
  会場の写真室で記念撮影していたとしても、全員に配るだけの焼増しはしていないかもしれません。 すごい金額になりますからね。

  もし、アナタがゲストに配れるくらい上手な写真を撮っていたら、きっとそれを使いたいはずです。 そのことを念頭において、笑顔いっぱいの幸せそうなツーショットをたくさん撮っておきましょう。 「結婚しました!」のポストカードにも使えるしね。


ミニ集合写真は新郎新婦同伴で

  集合写真は、写真室で撮るようなわけにはいきませんが、グループごとに新郎新婦と一緒に写しておきます。 初めて会った(二度と会わないかもしれない)よその親族と一緒に、「その他大勢そうろう」で写っている記念写真よりは、 喜んでもらえると思いますよ。
  こうしたグループごとのミニ集合写真は、シャッターチャンスを待っているだけでは撮れません。 「さぁ一緒に撮りましょう」と積極的に声をかけて、勧誘しないとダメですよ。 新郎新婦と一緒に写ってないと価値がないので、撮影できる場所と時間は限られます。 待合時間や披露宴のフリータイムを活用します。

  うまく撮れたら市販の台紙にでも入れて、サンプルを1組作ってあげましょう。 サイズはキャビネ判かハガキサイズくらいが適当です。焼増し代や郵送料も考えてあげないとね。

うまく撮れたら引伸ばそう

アナタらしいプレゼントを

自信作は引伸ばしておこう

  豪華なアルバム仕立てにする必要がないことは、初心者向けの「仕上げの方法を考える」で言いました。 いくら自信があっても、アルバム作りは二人の楽しみですからね。
  頼まれたのなら別ですけど・・・

  それよりもアナタらしいプレゼントを考えましょう。 自分でも上手に撮れたと思うカットをキャビネ判くらいに引伸ばして渡すのもいいかもしれませんね。 何カットくらいになるのか予測できませんが、アルバム作りのときに他の写真よりも大きく扱ってもらえます。 できれば、最高傑作を1枚、写真立てに入れておくと喜ばれますよ。

<挙式の形態は多様化している―個々のケースはブログで・・・>

  いまどきの結婚式は、実施する会場も内容も多様化していて、一連の流れとしてまとめることが難しくなっています。 個々のケースについてもっと具体的に書ければいいんですが、膨大な記事になってしまいます。 そちらはブログの形で追記したいと思います。

  《上級者の写真講座》は、一般のアマチュアにはかなり難解です。 技術的な記述が多く、文体も「ですます」調ではありません。 少し読んでみて、書いてある内容がチンプンカンプンだったら、深追いしないでください。 中途半端に読みかじると、写真が上手になるどころか、失敗につながる恐れがありますから・・・
  とは言っても、あくまでアマチュア向けで、プロを対象にしているわけではありません。 耳慣れない専門用語は、なるべく使わないように心がけたつもりです。